教授紹介


名前  津谷 典子(つや のりこ)

職位  教授

略歴
1986年:米国シカゴ大学社会学部大学院博士課程終了(Ph.D.)、85年:米国東西センター人口研究所研究員、89年:日本大学人口研究所助教授、93年:日本大学経済学部助教授、98年:慶應義塾大学経済学部教授

専門領域
社会人口学、人口統計学、家族社会学

担当科目
人口論、社会科学分析演習、研究会

所属学会
日本人口学会、日本家族社会学会、国際人口学会(IUSSP)、アメリカ人口学会(PAA)、アメリカ社会学会(ASA)、社会科学史学会(SSHA)

主要業績・著書
「男性の家庭役割とジェンダー・システム−日米比較の視点から−」『ジェンダーと人口問題』大明堂2002. 「近世後期漁村における人口増加と出生力の分析:肥前国彼杵郡野母村の事例」『近代移行期の人口と歴史』ミネルヴァ書房 2002. 「近世日本の出生レジーム:奥州二本松藩農村の人別改帳データのイベント・ヒストリー分析」『歴史人口学のフロンティア』東洋経済新報社. 「ジェンダーからみた就業と家事−日本と韓国とアメリカの比較−」『人口問題研究』第56巻2号, 2000. 「出生力低下と子育て支援政策」『季刊 社会保障研究』第34巻4号, 1999. Collaboration and Comparison in International Social Science Research (co-edited with James W. White). New York: Social Science Research Council, 2002. "Patterns of Fertility and Nuptiality in a Fishing Village in Southwestern Tokugawa Japan." In T. Liu et al. (eds.), Asian Population History. Oxford: Oxford University Press, 2001. "Mortality Responses to Rice Price Fluctuations and Household Factors in a Farming Village in Central Tokugawa Japan." The History of the Family 6: 1-31, 2001. "Women's Empowerment, Marriage Postponement, and Gender Relations in Japan: An Intergenerational Perspective." In H. Presser and G. Sen (eds.), Women's Empowerment and Demographic Processes. Oxford: Oxford University Press, 2000. "Mortality Responses to Short-Term Economic Stress and Household Context in Early Modern Japan: Evidence from Two Northeastern Villages" (with S. Kurosu) In T. Bengtsson and O. Saito (eds.), Population and Economy: From Hunger to Modern Economic Growth. Oxford: Oxford University Press.

研究について一言(もしくは研究紹介)
現在3つの国際比較・共同研究を行っている。ひとつは、タイにおける経済危機の人口・家族・世帯への影響に関する研究プロジェクトであり、タイのチュラロンコーン大学人口研究学部との国際共同プロジェクトである。・、韓国および米国における就業と結婚・家族の比較分析プロジェクトであり、もうひとつは、徳川時代の宗門改帳や人別改帳などの歴史データを使い、経済変動と家族・世帯構造の死亡・出生・結婚・移動などの人口行動への影響をイベント・ヒストリー分析するものである。これは、同様の歴史人口データが存在する中国、スウェーデン、ベルギー、イタリアとの比較プロジェクトである。もうひとつは、徳川時代の宗門改帳や人別改帳などの歴史人口データを用い、経済変動と家族・世帯要因の死亡・出生・結婚・移動などの人口行動への影響をイベント・ヒストリー分析するものである。これは、同様のデータが存在する中国、スウェーデン、ベルギー、イタリアとの国際比較プロジェクトである。第3番目は、2000年のわが国の全国調査データを用い、ヤングアダルト期における男女のライフコース分析を行い、アメリカ合衆国など他の先進諸国および韓国・台湾など他の東アジア諸国との比較を行うものである。これは米国の研究者との国際共同研究である。