STUDIES



ゼミ活動内容について

 様々な経済統計(家計調査・産業連関表・資金循環分析など)をもちいて、分析を行います。「何がおこっているのか。そしてその原因は何か。」といった事を、統計データを積み重ねて客観的に読み解いていきます。このインプットが完了したら、アウトプットとしてプレゼンテーションを辻村先生とゼミ員の前で行います。そして、その場で疑問点や提案があれば発表者とともにゼミ内で議論していきます。 (※その際に統計データの収集の仕方や統計データの背景など普段聞くことができないような貴重なお話を辻村先生がしてくださいます!)



ゼミの活動

(1) 4月〜7月まで(3年生)
 まず3年生は夏休み前の3か月、4つのパートごとに分かれます。2つのパートが隔週持ち回りでプレゼンテーションを行うため、常に辻村研究会では誰かの発表を聞く機会が得られます。各パートは3か月の間に大きく2つのテーマを設定します。

@ 家計パート
 家計パートは、家計を1つの経済主体としてその消費者行動が景気や物価とどう関わっているか、また企業の戦略や国の政策が消費者とどう関わっているか、資料を用いて分析しています。身近なテーマなため親しみやすく面白いという評判です。
(今年度の例)家計調査などを用いて、前期は単身世帯について調査しました。

A 政策パート
 政策パートは「財政」をメインテーマとして設定し、各省庁が発表している統計資料から現在の財政が抱える問題点などを分析しています。どちらかというと、財政支出の構造の背景が重視されます。マクロ経済学の知識を問われる機会があるため、その点で苦労することがあるようですが、一国を俯瞰できるため経済に関する知識や見解の力が付きます。
(今年度の例)様々な税制が格差に及ぼす影響について前期に調査しました。

B 金融
 金融パートでは、資金循環表などを用いて金融政策の効果やその仕組みを調べます。難しい金融についての知識を丁寧に扱います。その過程で、企業の内部留保や設備投資など金融政策に関わる幅広いテーマについての知見も身につけていきます。経済学部に入ったからには金融を!しかし難しい・・・これを解決してくれるスーパーマンが金融パートです。金融パートの知見はゼミ内で大いに重宝されています。
(今年度の例)金融パートは、前期に投資信託について調査しました。

C 企業
 企業パートは、財務諸表上の数値を指標として用いるほか、統計資料をもとに経済と企業に関することをテーマに自由に研究しています。企業パートはテーマ設定が例年面白いことで有名です。そのためか、データがそろいにくく、苦労することもあるようですが、発表のとき一番わくわくさせてくれるパートです。
(今年度の例)前期は、拡大するスマートフォン市場における企業の戦略について調べました。

(2) 7月〜11月(3年生)
 三田祭論文を調べるため、論文内容に合わせてパートを編成しなおして、4つのチームを作ります。 そして素朴な疑問・興味をゼミ員で考え、テーマと設定していきます。 このなぜに答えていく、その答えにまたなぜを見つけていく作業を繰り返し、ゼミ員一同頭が沸騰寸前で執筆します。

 今年度は経済学部ゼミナール委員会により三田祭論文コンクールが実施されました。金賞2つ、銀賞2つ、銅賞2つの上位6位以内が入賞条件です。

※三田祭論文をご覧になりたいという嬉しいご要望を頂きましたが、大変恐れ入りますがネットでの掲載や販売の予定はございませんのでご了承ください。


(3)11月〜3月(3年生) 4月〜(4年生)
 ここからは、より個人での興味を自主的に見出し、模索するため、パートを組まずに発表を行っていきます。今までに鍛えた力を発揮できるチャンスです。


本ゼミ、パートゼミについて

 本ゼミは昨年に引き続き、毎週火曜4・5限(14:45〜)
 三田校舎103教室で行っております。
 サブゼミは本ゼミ後やプレゼン前にパートごとに集まって準備をすることが多いです。また、三田祭論文前には数回臨時にパートゼミを行いました。
 サブゼミに関しては一概には言えませんが、@事前に時間などをゼミで話あって決める A1時間以内にする B話し合うテーマ、議論の目標を明確に定める などの指針をゼミ内で設けることで、ゼミ員の負担は最小限に抑えられています。






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