慶應義塾大学経済学部 高草木光一研究会

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―活動紹介―

●研究分野●

 「社会思想史」はその名からも既に明らかなように、必ずしも経済学の範疇に収まる学問ではありません。経済学から政治学、社会学、哲学といった広く社会科学・人文科学へまたがる性質を必然的に帯びています。しかし、それと同時に、経済学から決して切り離す事が出来ないのも特徴です。
 経済学の歴史にその名を刻むスミスやマルクスが同時に大思想家であったように、あるいは、一般に経済学者とはされないロックの思想が経済学に深く関係しているように、思想と無縁の経済学も経済と無縁の社会思想もありません。

●本ゼミ●

 本ゼミは輪読1時間、個人報告1時間で構成されています。

【輪読】

 指定の本を全員で読み、章ごとなどで分担を決めてレジュメ作成・発表(要約・考察)を行います。担当者の発表後には、発表を踏まえて全体で議論します。主に3年生が中心となって行います。
 使用する文献は教授、学生の協議で決定しています。オーソドックスな古典から現代の名著まで幅広い思想家、著作が選択の対象となります。 

 過去の主な輪読文献は以下の通りです。

2012年度
・M.フーコー『性の歴史U 快楽の活用』
・M.フーコー『性の歴史T 知への意志』
・F.A.ハイエク『科学による反革命』(木鐸社)
・イヴァン・イリイチ『脱病院化社会』(晶文社)
・ハンナ・アーレント『イェルサレムのアイヒマン 悪の陳腐さについての報告』(みすず書房)
2011年度
・長谷川宏『初期マルクスを読む』(岩波書店)
・トーマス・クーン『科学革命の構造』(みすず書房)
・ハンナ・アレント『革命について』(筑摩書房)
・ユルゲン・ハーバーマス『公共性の構造転換』(未来社)
2010年度
・ジョルジョ・アガンベン『ホモ・サケル』(以文社)
・小泉義之『病の哲学』(ちくま新書)
・フランシーヌ・デュ・プレシックス・グレイ『シモーヌ・ヴェイユ』(岩波書店)

2009年度以前
・オルテガ『大衆の反逆』(白水社、ちくま学芸文庫)
・ボードリヤール『消費社会の神話と構造』(紀伊国屋書店)
・ハイエク『科学による反革命』(木鐸社)
・デュビィ、ペロー監修『女の歴史(W−1)』(藤原書店)
・フーコー『監獄の誕生』(新潮社)
・ウォーラーステイン『脱=社会科学』(藤原書店)
・ウィリス『ハマータウンの野郎ども』(ちくま学芸文庫)
・マッキンタイア『美徳なき時代』(みすず書房)
・ハーバーマス『公共性の構造転換』(未來社)
・ハーバーマス『人間の将来とバイオエシックス』(法政大学出版会)
・アレント『人間の条件』(ちくま学芸文庫)
・アレント『革命について』(ちくま学芸文庫)
・マルクス『経済学・哲学草稿』(岩波文庫)
・バーリン『自由論』(みすず書房)
・フランシス・フクヤマ『人間の終わり』(ダイヤモンド社)
・植村邦彦『アジアは<アジア的>か』(ナカニシヤ出版)
・バーナード・クリック『デモクラシー』(岩波書店)
・J・S・ミル『自由論』(岩波文庫)
・中江兆民『三酔人経綸問答』(岩波文庫)
・カント『永遠平和のために』(岩波文庫)
・丸山眞男『忠誠と反逆』(ちくま学芸文庫)
エドワード・W・サイード『ペンと剣』(ちくま学芸文庫)
マルクス『経済学・哲学草稿』(岩波文庫)
ホルクハイマー、アドルノ『啓蒙の弁証法―哲学的断想』(岩波文庫)
*・・・下線の文献は2008年度でも使用。


【個人報告】

 卒論に向けての個人研究報告を行います。輪読同様、発表後には発表への意見・質問を主とする全体での議論となります。主に4年生が中心となって行います。
 研究テーマは何よりも自身の問題意識が基本となりますので、思想史的に研究する限りで、特に対象の限定はありません。自身が関心抱く著作の書評的内容からスタートし、「社会思想史」の卒業論文へと発展させて行く過程がこの個人報告となります。

*・・・現在の所、サブゼミ、パートゼミは行っていません。

●合宿●

 夏季休業(9月中旬)に合宿を行っています。合宿の目的は学習と親睦です。日程はゼミ員と教授のスケジュールを照らし合わせて決定します。
 2012年度も「箱根高原ホテル」で2泊3日の合宿を行いました。芦ノ湖畔に位置する天然温泉の宿です。

▼箱根高原ホテル▼
http://www.hakonekogenhotel.jp/

2009年度は卒業論文の発表のため3月に春合宿を大分県由布院で行いました。


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