計量経済学とは

一般の方だと「計量経済学」なんて聞いてもピンとこないですよね。2年生の方も多くは同じだと思います。
簡単に言ってしまえば「モデル化と分析を繰り返して最適なモデルを見つけよう」という学問なんですが、
今回、担当者がより詳しい説明を書いてくれました。興味が出てきたら三田祭論文も読んでみてください!

計量経済学について

当研究会では計量経済学について学び、理解し、多方面の分野へ応用することを目的としています。
入ゼミ説明会ではよく「計量経済学は何をするんですか?」という質問をされます。確かに必修ではないので分かり辛いですよね。

計量経済学は日吉の計量経済学概論や統計学を学んでいる人はある程度概観はつかめているかもしれませんが、そうでない人用にお話ししますと統計学を経済学に応用したものとなっています。そのままですね、すいません笑。
詳細に少し突っ込みますと、ただの統計学ではあくまで数学的な要素しか含んでおらず、それは経済学部としては少し探求するものが違いますよね? そこで経済学にそれを応用する訳です。
例えば、2年生の皆さんが・EEE・E吉で学んでき・EEEEスミクロやマクロの理論モデルが現実に本当にマッチしているのかを統計的に分析します。もしそうでなければ説明変数等を加えたり、統計的処理を施してより現実にマッチさせていくというものです。そのマッチの度合いをはかるのに統計学を用いるのですね。ざっくりと言えばこんな感じです。

そして計量経済学にも基礎となる理論があり、それを実際のデータを用いて検証を行う方法論に学問としての焦点があり、当研究会では基礎理論と実証分析を組み合わせながら研究を進めていきます。
つまり経済学を単なる理論に終わらせず現実の世界で起こっている事象に対して適用できるものにするそれが計量経済学なのです。そしてそれを皆さんにお見せする場、それが三田祭論文です。是非興味のある方は見に来てくださいね!!

ゼミ活動

本ゼミ

・本ゼミは水曜日の4・5時限目に行います。 原則として指定範囲の教科書や論文を読み、担当者がその内容及び関連する事例について、PowerPointやOHPを用いて報告を行います。 また、先生が甘い部分の指摘や重要箇所の説明をしてくださるので、質疑応答の練習や知識の復習にもなります。
4時限目は教科書の輪読を行います。基礎理論を体系的に理解するためにはやはり本を1冊読むのがいいですよね。 2015年度はDavid Besanko著『Economics of Strategy』(John Wiley & Sons Inc; 5版)の日本語訳のテキストを使用しました。準備期間は十分あり分量も負担にならない量なので心配することはありません。
5時限目は論文の輪読を行います。河井先生が、4年生の卒論テーマに関連するものや 3年生の三田祭論文の助けになりそうなものを挙げて説明してくださいます。

サブゼミ

当研究会では、春学期に計量ソフトStataを用いた講習に参加し、その扱いに習熟してもらいます。
→Stata講習のホームページ
また、有志のゼミ生による勉強会を便宜上サブゼミと呼んでいます。※ 教授の指導はありません。

パートゼミ

パートゼミでは、数人でパートを組み、一つのテーマについて研究を行います。研究テーマは生徒の自由ですが、先生から大まかなテーマを頂くこともできます。 先行研究を基に独自性を加えた実証分析を行うことで、研究活動の基礎を学びます。
一般のゼミと同じく、三田祭でのプレゼンテーションを目指して活動します。
2015年度は以下の6つのパートに分かれて、「イノベーション」という全体テーマを念頭に、各々が研究に励んでいます。

  • 【石油パート】
  • シェール革命による石油価格についての分析
  • 【自動車パート】
  • ハイブリット車の登場による消費者構成への影響を分析
  • 【宅配パート】
  • 速達の誕生による消費者構成の変化についての分析
  • 【歯科パート】
  • 最新技術による歯科医師の供給過多や医療費高騰についての分析
  • 【MRIパート】
  • 日本のMRI導入増加による医療費高騰の分析
  • 【介護ロボットパート】
  • 機械化による労働市場の変化についての分析

必修科目

ゼミ員には3年生のうちに 計量経済学中級及び 計量経済学上級産業組織論医療経済学(推奨)を履修してもらいます。
計量経済学上級、医療経済学に関しては河井先生も担当しています。

計量経済学中級【必修|春集中】

河井先生の担当科目ではありません。統計学の復習を交えつつ、計量分析の手法を学んでいきます。
2015年度は田中先生が担当されていました。

計量経済学上級【必修|春秋】

回帰分析の行列表現や最尤法など、より応用的な内容を学ぶほか、フリーの・計量分析用ソフト『R』を用いた実証分析を行います。
主な教材は先生が作成されたプリントですが、アメリカでの定番テキスト『Econometric Analysis 7th ed.』William H. Greene(2012)も用います。
→【計量経済学上級:クラスページ】

産業組織論【必修|通年】

産業組織論の履修を必修としています。
理論を学ぶことで分析の基礎にあるモデル構築のための知識を高めます。
HP担当は産業組織論を履修しこちらでも苦戦しています…授業はとても興味深いですよ!

三田祭論文

三田祭論文とは

当ゼミではパートゼミの一環として、三田祭期間中に各パートの研究結果を発表しています。
※ ブースには資料及び担当の者が待機していますが、発表は別教室を借りて行われます。 今年度の研究テーマについてはパートゼミの項を参照してください。

過去の三田祭論文(PDF)

三田祭論文|2002年 三田祭論文|2003年 三田祭論文|2006年 三田祭論文|2015年