ゼミ活動

飯田ゼミに関する詳しい情報を知りたい方は、ご確認ください。

飯田研究会



   写真2
   ※ドイツの混交林(ポツダム市郊外)


   写真6
   ※日本の杉林(宮崎県日南市飫肥)  

共通の研究テーマ

「農村」や「林野」の歴史について、経済史・社会史・環境史の観点から、世界の諸地域を比較しつつ学習・研究していきます。
なかでも、ヨーロッパ(おもにドイツ語圏)や日本が中心的な考察対象となります。


課題とスケジュール


 各年度の前半(春学期)には、メンバー全員でこの共通テーマに関わる基本文献や最新文献を輪読し、知識を共有します。過去数年間に輪読した文献のリストは【こちら】です。
 春学期の輪読を踏まえた上で、3年生は夏休みから「三田祭論文」の準備・作成に取り掛かります。11月下旬の三田祭でそれを印刷物として発表した後、12月のインゼミでその内容を口頭で発表します。過去数年間の三田祭論文のタイトルは【こちら】です。
 4年生は、各自が個別のテーマをもち、それについて卒業論文を執筆することとなります。過去の卒業論文のタイトルと要旨は【こちら】です。

卒業論文に求められる水準


 論文を書くということは、厳密に言えば、新たな「知」を生産するということです。そのためにはまず、自分のテーマについて先人たちが書いてきた研究文献(著書・論文)を労を厭わず読み重ね、それを精確に理解しなくてはなりません。さもないと、何がオリジナルな「知」たりうるのかも分からないからです。その上で、自ら史料を読んでそれを分析し、これまでの研究文献では言われてない新しい説を打ち出す必要があるのです。 
 大学院生にはこのように厳密な意味でオリジナルな論文を書くことが求められますが、学部生にこの水準を求めるのは、少なくとも歴史分野に関していえば、かなり過酷です。そこで、本研究会では卒論に求められる水準を次のように考えてほしいと思います。
 外国史を研究する人にはさしあたり、英文ないし研究対象地域の言語で書かれた、日本でなお未紹介の最新の研究文献を読破し、それを日本の学界に向けて紹介する(日本語での研究水準を更新する)というレベルをクリアーしてほしいと思います。このような水準を設定する理由は、外国史の場合、留学をしない限り史料への(意味ある)アクセスが困難であり、その留学を強制できないからです。ですがそもそも益々分厚くなる外国語の歴史書を読破・紹介すること自体、決して簡単なことではありません(少なからぬゼミ生が挫折しています)。対象とする地域は問いませんが、ドイツ史にチャレンジする人は特に歓迎します。ドイツ語が未習だけど、ドイツ語の文献にチャレンジしたいという学生向けに、数年前から三田でもドイツ語初習クラスが開設されています。是非積極的に活用して下さい。
 日本史を研究する人には、自分のテーマに関する過去の研究文献を読破した上で、できる限り史資料の分析に取り組み、何らかの意味で独自の知見を産み出すことを求めたいと思います。史料解読の能力を養成するために、経済学部では「日本史史料講読」という授業が開設されています。これを履修することを強くお薦めします。

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